過度のストレスが脳に変調をきたす
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パニック発作を一度でも経験したことがある人は、人口の1割といわれています。
日本の全人口でいうと、約1200万人もの人がパニック発作を経験したことがあるといえます。
あなたの同僚も、友達も、上司ももしかしたらパニック発作の経験者かもしれません。
それほどありふれた病気ということを頭の隅に入れておいてください。
そのありふれた病気のパニック発作ですが、実はまだ原因については
明確に解明されていないのです。
パニック発作の特徴として、
- 「突然」「死の恐怖をも感じさせる」ような激しい身体発作が起きること
- 発作は数分で、長くても30分から1時間でおさまってしまう
というものがあります。
さらには、このパニック発作を経験した人のほとんどが、そのような発作を起こす原因に取り立てて思い当たるふしがないこともあげられます。
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ですが、このような発作が起こるということは、なにかしらの原因があるということです。
ひとついえるのは、過度のストレスです。
ストレス過多の現代社会では、ストレスにさらされながら生きることから逃れることはできません。
適度なストレスは、人間が生きていくうえで、必要不可欠なのですが、それが過多になると、体に変調をきたしてきます。
自律神経失調症や、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、気管支喘息など、ストレスが原因で起こる病気は少なからずあります。
同じようにパニック障害も、過度のストレスが心を圧迫し、心と体に変調が現れている状態です。
パニック障害になりやすい人は、それらのストレスをぐっと我慢したり、耐えてしまう人が多いようです。
日ごろの生活の中で蓄積されたストレスがありながらも、自分ではそれに気づかず、そこに転勤や仕事での大きな商談、大事な人との別離や引越し、転職など生活環境の大きな変化、女性では結婚や出産など大きく生活が変わるできごとによりストレスが急激に高まり、桶から水があふれるように、突然パニック発作を引き起こしてしまうのです。
つまり、ストレスがたまっていると感じるときには、周りの環境の大きな変化には注意が必要です。
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