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自分でできるケア

生活の中で気をつけること


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パニック障害は、この病気に気を取られればとられるほど、治りが遅くなってしまうという、やっかいな病気です。
日常生活の中で常時不安と向き合い、「不安が起きてしまったらどうしよう・・・」と考えていると、かえって症状がでてしまうことがあるのです。
「常に考えないように気をつけないと・・」と意識してしまうと、その意識がまた予期不安につながってしまう・・・
というスパイラルに陥ることになりかねません。

病気に気持ちを向けずに、日々生活を続けるというのは、簡単ではないかもしれません。
ですが、普段から健康的な生活を心がけることは、どんな病気にとってもとても大事なことです。
身体の健康は、心の健康にもつながります。

パニック障害は身体には特に異常がない病気です。
不摂生な生活や偏った食生活で身体を壊してしまうと、さらに不安要素が増えてしまい、良いことはありません。

日々の生活で気をつけることは、

  • 生活のリズムを安定させる(起床時間、就寝時間、食事の時間を一定にする)
  • 早寝早起きを心がけ、朝食はきちんと摂る
  • 間食は控える
  • 快食、快眠、快便で毎日過ごす
  • タバコやアルコール、コーヒーなどの嗜好品摂取を減らし、栄養バランスの取れた食事を心がける
  • 適度に運動をする(ウォーキング、水中ウォーキング、ヨガ、ダンス等)
  • ビタミン、ミネラルが豊富な食事を摂る(サプリメントを利用するのも良い手です。)
  • 女性は不足しがちな「ヘム鉄」を摂取する
  • ビタミンB群を多めに摂取する

鉄分不足は、心の安定をつかさどっている脳内物質のセロトニンを生成するための重要な成分です。
また、ビタミンB群は、脳内の神経伝達物質の原料となり、安定した精神状態を作るために、必要不可欠な成分となります。
しかし、ビタミンB群は、体内のあらゆる代謝に使われる成分であり、また、糖質をとったりアルコールを摂取することで、かなりのビタミンBが消費されることになります。
日本人の食事の内容では、鉄分とともに、ビタミンB群が不足しがちですので、意識的にサプリメント等で摂るとよいでしょう。


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